ワクチンの副反応について
ワクチン接種の後どんな反応があるかを予備知識として知っておいた方がいいと思いますので書いてみます
コロナワクチンは筋肉注射で皮膚や皮下脂肪のさらに奥にある筋肉に注射を垂直に注射します
日本でのこの接種方法は初めてのことです
インフルエンザなどは皮下注射で皮下脂肪があるところに斜め45度から注射します
予防接種後に頭痛や熱が出て体に良くない症状が出る事があります
この中でワクチンで出たものを副反応と言っています
日本での接種がはじまった米ファイザー製薬のワクチンでのデータが集められています
接種後数日以内に接種した部分に痛みや疲労、頭痛が50%の高い割合で出ます
また10〜50%の割合で発熱や下痢、腫れが現れます
心配ですが
発熱は体内の免疫反応が正常に働いている証拠と考えることもできます
もし症状がつらい時は市販の頭痛薬や解熱剤を服用して様子を見ても構わないそうです
接種後に出る重い症状は
アナフィラキシーという重いアレルギー反応があらわれる
そのため接種後は座って15分程度様子を見ます
これはインフルエンザの時と同じです
アナフィラキシーは調理師の免許を取る時に勉強しました
食物アレルギー食品(卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツ、エビ、カニなど)を食した時に主に乳幼児期や学童期に発症することが多い
このアナフィラキシーの発生回数は米国のデータでは100万回当たり約5回でした
以上のことを覚えておけばワクチン接種の順番が回ってきたとき冷静に対処できるのではと思っています