中国で日本円で約45万円のEV車が売れているという話です
EV車といえばアメリカのテスラですが、中国の激安EV車「宏光ミニ」がテスラを抜く勢いで売れているといいます
最も安価な2万8800元(約45万円)で、エアコンも暖房のみで冷房はないなど、装備もエコノミーです
冷暖房完備は3万2800元(約51万円)
上級グレードでも3万8800元(約60万円)で
こんな価格で出来るのでしょうか?
これなら買ってみようという気になります
日本でのEV車はどうでしょうか
現在販売されているEVは、まだガソリン車と比較すると高額で、昨年末にトヨタが発売した2人乗り超小型EVの「C+pod(シーポッド)」でも、法人向け販売価格は165万とけっこうな価格になります
これでは買う気になりませんね
中国の宏光MINIは、EV=先進的のイメージはありませんが、その驚異的な価格ともに、親しみやすさがあるEV車です
もう3万台販売されていて、ある販売店では一日150台も売れたとのことです
45万円~60万円と言っても中国人にとっては決して安い値段ではないですけど、なんとか頑張れば手が届くといいます
53年前の1968年(昭和43年)日本では
1000ドルカーといって36万円のスバル360やホンダN360が発売され、ちょっと無理すれば買えるという夢を育んでくれたものです
私は買えなかったですけど本当に欲しかったです
今の中国民にとってはまさに53年前の日本ことを彷彿させます
それにしても安いです、小型電気自動車です
日本ではできないんですかね
車がないと生活ができない僻地、そこにはガソリンスタンドがないので給油に遠くまで行かなくてはいけないなどががあったりしてEV車の需要があると思います
日本でも中国に刺激されて53年前の日本を思い出して、安価な画期的なEV車を作ってみてほしいものです