山口県岩国市の旭酒造で作られている日本酒「獺祭」、超有名なお酒です
それをいただきました
箱の中に説明プリントが入っていましたので読んでみました
「酔うため売るための酒ではなく味わう酒を求めて」と
また、「全ての努力は、このお酒を飲んでいただけるお客様のために」書いてあります
日本酒は杜氏と蔵人が作るのが普通でですが
旭酒造は社員だけで酒作りをやっているとかいています
どういうこと?
若いスタッフ達に「君たちは若いけど通常10年以上かけて経験する純米大吟醸の仕込み本数を一年で仕込む だから経験不足はありえない 普通酒を造らせれば造った経験がないから下手かもしれないが、こと純米大吟醸に関してはベテラン杜氏にも消して引けは取らない」と話しています
3代目になってから普通酒の製造をやめ、純米大吟醸酒のみの製造にシフトしました
獺祭には「山田錦(やまだにしき)」というお米が使用されています
この山田錦は栽培するのがむずかしく、農家泣かせと言われていますが、日本酒を語る上で欠かせない存在で、さまざまな名酒に使用されています
そして
最高レベルの精米歩合23%の磨きを実現し、米の雑味を際限まで取り除くことで、最高の日本酒を造り出しました
通常の日本酒はこの精米歩合は約50%です
23%という数字は業界的にも最高の数字だそうです
この、精米歩合23%を実現したのが「遠心分離システム」の導入でした
圧力で酒を搾るのではなく、遠心力を使って搾るので負担が少なくなり、よりよい日本酒を作ることができるというものなんです
まあ上には上があるものです