中国「反食品浪費法」、食べ残し、大食い動画禁止法

中国の話です

「反食品浪費法」という法律ができたました。

 

この法律は、飲食店で料理を注文しすぎた客に店側が食べ残した分の処分費用を請求できるというものです。

飲食店に対しても、客に大量に注文させた場合には最高で1万人民元(16万円余)の罰金を科すというものです。

また、大食いの動画の作成、放映も禁止となります(罰金140万円)

 

習近平国家主席は8月、食べ物のむだをなくすよう「重要指示」を発表し、それ以来、多くの飲食店は量の少ない食事メニューを用意するなど「食べきりキャンペーン」に取り組んでいます。

ただ、この法規制には中国でも賛否が分かれていて、SNS上では「料理が下手なシェフは罰金を払うのか?」といったジョークもでているといいます(座布団一枚!!)

 

14億の人口を抱える中国では、食糧問題が大きく取り上げられていて、昔から中国では大量にテーブルに料理を出す慣習があります。

私も家族と中国に旅行したことがありますが、それはそれは回転テーブルに食べきれないほどの料理が出てきましたからよくわかります。

 

日本でも最近は少なくなってきましたがテレビで大食い選手権大会を放映していました。

私は見ていて気持ちが悪くなるのですぐチャンネルを変えていました

 

中国のこの法律、私は良いと思います。

食材を大切にするというのはこれから特に重要になってくると思っています。

中国が香港に「香港国家安全維持法」などと言う悪法から比べればまっとうな法律だと思います。