「フレイル」って最近よく聞くようになりました。
高齢者の虚弱のことです。
詳しくは
心身ともに機能が低下し、知らず知らずのうちに全身の機能が、下り坂になってしまい要介護に近づいてしまう状態をいいます。
日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指します。
適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります。
フレイルのチエック表(11項目)
フレイルの予防策として各自治体では
以下の3項目を推奨しています
- 毎日少しずつでも体を動かす ラジオ体操やストレッチなど家で、気軽にできる運動を取り入れる 近所を散歩する 家事などで積極的に体を動かす
- しっかり食事をとる 野菜や、肉・魚・大豆製品などのたんぱく質も取り入れて、1日3食欠かさず食べる よくかんで食べる 口の中の清潔を保つ 毎食後や寝る前には歯磨きをする
- 人とのつながりを保つ 会えなくても電話やSNSなどで連絡を取り合う
緊急事態宣言が解除になりましたら、積極的に外に出て通常の生活に戻り、「フレイル」にならないようにしましょう。