文化センター3階、第1、第2会議室で10時から25名の参加者です。
テーマは、「賢い薬局の利用方法」〜健康相談に薬局へ行こう〜
講師は日本薬科大学の木村正幸教授
私たちの認識では、薬局は病院の診断によって処方箋に基づいて薬を調合して患者にわたすのがその役割と思っていましたが
どうもそうではなく、病状の相談とかアドバイスを受けるところに変わりつつあると話です。
これからは、
- 遠慮なく気楽に薬局にいって相談してほしい
- 薬局は本来の姿は身近な健康相談が出来る場所ですから
- 「かかりつけの医者」と同じ様に「かかりつけの薬局」を持つことが必要になるとのことです。
平成28年に「健康サポート薬局」がスタートしています。
そういえば街の薬局でこの看板を掲げているのを見たことがあります。
厚生労働省の基本的な考え方として医薬分業があります
薬局の薬剤師が専門性を発揮して、ICT(情報通信技術)も活用し、患者の服用情報の一元化、継続的な把握と薬学的管理、指導を実施し
現状の問題点として多すぎるクスリ(ポリファーマシー)で高齢者はたくさんの薬を服用して副作用のリスクにさらされているといいます
患者の3~5割が5種類以上の薬を処方されているといいます。
5種類以上の薬を服用すると副作用のリスクが増加します
ここで患者の情報管理で減薬で副作用リスクの回避を薬局が担うようなってきます。
薬局の役割が大きく変わってきます。