緊急事態宣言が解除されてから感染者と死亡者が激減しました。
しかし、日本は病み上がりで、いつまた再発しないとも限りません。
この時点でもう一度10万円の一律給付金を出すことをなぜ政府は渋っているのかわかりません。
前回の10万円一律給付(12兆円)は一世帯夫婦とこども2人で40万円は助かった人も多かったと思います。
その後もう一度10万円の要望は多かったもののなしのつぶて、ひたすら自粛、自粛でここまで来ました。
衆議院選挙が終わったとたんに困窮対策で、18歳未満に10万円給付(わずか2兆円規模)、5万円の現金と5万円のクーポン券、しかも支給が現金が早くて3月、クーポンに至っては分からないというこの遅さ
しばらくすると皆が忘れてしまいそうです。
給付には必ず、所得制限をという声が出ます。
本当に困っている人だけ支援すればいいということですが、条件付きの給付には必ず「漏れる」人が出ます。
960万円の所得制限をつけたとして、じゃあ所得が960万円を1円でも超えた人は不満が出ます。
でもよく考えてみますと960万円の所得の人ってそんなに困っているんですかね?
日本の所得金額階級別をみてみますと
- 200万円未満 19%
- 300万円未満 31.6%
- 1000万円超 5%
もし所得制限をするのでしたら300万未満が効果的ですが、やはり前回と同じ一律10万円がいいと思います。
そして、給付は政府発行の記名式の小切手がいいと思います。
貯金に回してしまう懸念があるというなら、1年限定の換金性のないものに限定して
使えるようしたら効果的です。
いずれにしろ早く給付すべきで、何事も国がやることは遅すぎます。