寂しいです、鬼平犯科帳の中村吉右衛門さん亡くなる

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寂しいです。

人間国宝中村吉右衛門さんが亡くなりました。

今年3月、東京、歌舞伎座の舞台に出演後に体調不良を訴え、病院に救急搬送され、舞台復帰を目指し、療養に専念していました。

 

歌舞伎界を代表する「立役( たちやく )男の役を専門に演じる俳優のこと」  で、テレビ時代劇「鬼平犯科帳」でも知られた人間国宝中村吉右衛門さんが11月28日、心不全のため東京都内の病院で死去しました。

私と同い年の77歳です。

 

池波正太郎の原作時代小説、鬼平犯科帳は毎回楽しみで、中村吉右衛門長谷川平蔵に憧れていました。

1989年からフジテレビ系で放映されたシリーズ、

江戸時代幕府は南北町奉行所とは別に火付盗賊改方と言う特別警察組織を設置凶悪犯たちから「鬼の平蔵」と恐れられた長官、長谷川平蔵と部下たちの活躍を描いてます。

吉右衛門さんが演じた鬼平は取り締まりにあたる厳しい表情の中にも、あたたかな人間味を漂わせ、勧善懲悪だけではなく人間の内面にある善と悪の葛藤を表現し、熱狂的な支持を集めました。

 

テーマソングはフランスのラテンバンド、ジプシーキングスを起用したエンディング曲も時代劇としては斬新でした

 

雪の降る中、夜泣きそばのシーンにあのエンディングテーマは不思議と江戸の町の情景にマッチしていたのが印象的でした。

 

Amazonプライムビデオで「鬼平犯科帳」のシリーズを見直して、故人の冥福を祈りたいと思っています。