お正月で美味しいものとお神酒をいただき、あまり動かないでいたら、思わず体重が増えちゃっていませんか?
私も増えましたので、慌ててその対策をと考えてましたら、NEAT(ニート)を思い出しました。
NEAT(ニート)非運動性活動熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis)とは
運動以外の身体活動で消費されるエネルギーのことをいいます。
人が1日に消費するエネルギー量の割合は
基礎代謝量 60%
食事誘発性熱産生 10%
運動と運動以外のNEATでの熱産生 30%
高齢者になると、食べる量は変わらないのに、太りやすくなったという場合は基礎代謝量が落ちてきたからです。
ですから、運動をしてエネルギーを消費していくのがダイエットです。
ところが、ウオーキングやジムに通ったりする運動ってなかなか長続きしませんよね。
そこでNEATの割合を増やして、運動を減らしても体重管理が出来るようにしようとするものです。
私の昭和30年代は太っている人は珍しかったように思います。
ウオーキングなんてしている人はいなかったし、そもそもダイエットなんて言葉もなかった時代でした。
今のように便利な社会ではなかったから、NEATの占める割合が高かったと思われます。
- 車もなかった
- 移動は歩くか自転車で
- 洗濯も手洗いなど
- 毎日の買い物は八百屋、豆腐屋、雑貨屋、酒屋など
とにかく日常で体を動かしていました。
とにかく体を動かしていた、昭和30年代の生活をすればよいことになります。
それでは具体的には
NEAT(日常生活の中で行う運動以外の活動のこと)を高めるには、座って過ごす時間を減らし、立位・歩行活動の時間を増やすことです。
- ごろ寝でテレビは見ない
- 電車では空席があっても座らない
- バスや車などを使わず歩く
- エレベーター、エスカレーターは使わず階段を使う
- パソコンに向かうときは常に背筋を伸ばす
- 家事や歯磨きの際につま先立ちで行う
- ミーティングは立って行う
などです。
私も、こども園の厨房で一日中立ちっぱなしでしたのでNEATで消費していました。
給食を辞めた今こそ違うNEATをしていかないといけないと思っています。