ビールのつまみって、そんなに重いものでなくて、軽くてビールと次のビールの橋わたし的なものがいいのではと思っています。
その昔、ビールのお通しで、よく出てきたのは、塩豆とグリーンピースです。
角打ち(お酒屋の店内でお酒を飲むこと)ではお通しで出たものです。
最近、このおつまみの存在を忘れていました。
ビールのお通しで一番は腹にもたれず塩っぱいもの、これは塩豆なんです。
この塩豆はえんどう豆なんですが白いんです。
なんで白いかと言いますと
それは貝殻を粉末にしたのをまぶしたものなんです。知っている人は少ないと思います。
水洗いして3日ほど寝かせたエンドウ豆を網の上で煎り、そこに胡粉(ごふん、牡蠣の殻の粉)や塩水を混ぜた液体などをふりかけることで、白い塩豆が出来上がるのです。
この胡粉を周りにつけることによって、湿気を防ぎ、いつまでもからっとした触感を保つことができ、日持ちがするからです。
もう一つは白い粉をつけるとふっくらとしておいしそうに見えるためです。
今のお通しはバラエティに富んでいますが、原点に帰ってみるのも酒飲みの楽しみです。
このように、塩豆とグリンピースをビール🍺のつまみに常備したいと思っています。