日本人の平均寿命は
- 男性 81歳
- 女性 87歳
私たちの寿命は延び続け、今では「人生100年時代」といわれています。
現に100歳以上高齢者は全国で8万6510人(男性1万60人、女性7万6450人)
やはり女性が9割と長生きです。
むかし、長寿双子姉妹の「きんさんぎんさん」、90年代に100歳を過ぎても元気と人気を集めました。
いまや「きんさんぎんさん」が8万人を超えているんです。
しかも、年々8%の伸び率で増えています。
しかし、「健康寿命」健康上の問題で日常生活が制限されずに生活できる期間は
- 男性 73歳
- 女性 75歳
「健康寿命」が、平均寿命より男性は約8年、女性は約12年も短いことが分かります。
これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が平均で8~12年もあるということになります。
長い人生、いつまでも元気に過ごすためには「健康寿命」を延ばすことが必要なのです。
老化は止めることができません。しかし、遅らせることはできるのです。
そのためにやるべきことは、「からだのメンテナンス」です。
- 無理のない範囲で運動の習慣を身につけ、筋力の低下を防ぎましょう。ウォーキングや水泳などの有酸素運動と、スクワットなどの筋力トレーニングを取り入れましょう。
- 食事は主食、主菜、副菜、汁物をバランスよく摂りましょう。できれば出来合いのものでなく自分で調理しましょう。調理するのも段取りや味付けなど結構頭を使うのでボケ防止に役に立ちます。
- 「8020運動(80歳になっても20本以上自分の歯を保とう)」これは、20本以上自分の歯があれば、食生活に不自由しないと言われているためです。高齢になってもなるべく自分の歯を残せるように、普段から歯医者の定期点検を行いましょう。
- 外出し、誰かとコミュニケーションをはかることは、認知症予防、フレイル(健康な状態と要介護状態の中間)予防にもなります。
まだまだ長い老後生活を快適に過ごすため普段から、自分の心身のメンテナンスに心がけていきたいものです。(自戒をこめて)