コロナ過で自粛を強いられている時、Amazonプライムビデオはひと時を癒してくれます。
黒澤明、ハワード・ホークスといった巨匠を師と仰いでいるという、映画監督、原田眞人さんがゲストの番組を聴いていたら、ハワード・ホークスの西部劇「赤い河」が一番というので観ることにしました。
この映画
1948年制作、1951年日本公開、2時間12分
私が小学2年生の時の映画
ジョンウェインは40歳くらいかな
ジョンウェインといえば
など、たくさんの映画をみましたが
この「赤い河」ははじめてです。
監督 ハワード・ホークス
出演 ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト
内容は
開拓者ダンスンと少年マット。
親子にも似た2人と雇ったカウボーイの牛1万頭を連れた大移動が始まる。
テキサス北部からミズーリに至るロングドライブを1万頭の牛を率いて大移動するカウボーイたちの苦難を描いたハワード・ホークス初の西部劇です。
当時としては本格的なセットではない実際の西部のロケーションを用いた撮影です。
荒涼とした大地を背景に、本物のカウボーイを雇い、本物の牛を何千頭とスクリーンに映し出すドキュメンタリータッチの前半です。
対して中盤から物語の軸となるダンスン(ジョン・ウェイン)との養子のマット(モンゴメリー・クリフト)との意見の対立、男達のドラマもさる事ながら、女性の強さが際立って良い。
なんと言っても牛の迫力が圧倒的です。
そして、映画の最後のシーンは見事な終わり方をします。
モノクロで、70年前の映画ですが、今観ても何らそん色ありません。