コンビニの「おにぎり」買いますか?
自分で作ります。
だって高いです。
おにぎりの原価って
市販のおにぎりは、だいたいご飯が100グラムほど使用されています。
生米50グラムに水を入れて炊くと、だいたい100グラムのご飯になります。
1キロ400円と考えれば50グラムの生米は20円です。
つまり家でご飯を炊いておにぎりを作れば20円でできるわけです。(具は別)
1キロ600円するコシヒカリを使っても、50グラムで30円です。
今はおにぎりは120円以上するのが普通で、いいお米や具材になると、もっと高いものも少なくありません。
コンビニのおにぎりの作り方とは
「炊飯油」といって、炊くときに油を混ぜ込んで炊くのです。
油を入れる理由は主に3つ
- まず1つ目は「食感が良くなる」からです。
油を混ぜ込んで炊くと、米粒が油でコーティングされてチャーハンのようにパラパラの仕上がりになります。
油のおかげで粒と粒の間に空気が入るから、一粒一粒がくっつかず、冷えても固まりません。そうすると食べたときに口の中でほろっとほどけて、噛まずに食べられます。 - それから2つめは「機械適性」、つまりおにぎりを製造する時の問題です。
自動おにぎり機が、目にも止まらない勢いでおにぎりが作られるのですが、型から離れるときにご飯がくっついてしまうのを避けるため、油が必要なのです。 - さらに3つめの理由として、市販のおにぎりはフィルムに包まれていますが、油があることでフィルムにくっつかないからです。
いずれにしても油なしでは、市販のおにぎりは成立しないのです。
そして、もう一つ気になるのは添加物です。
たった1個のおにぎりでも、延べ20~30種類ほどの添加物が使われています。
pH調整剤(食品の変質や変色を防ぐ添加物)、調味料(アミノ酸等)、グリシン、カラメル色素、酵素、香料、酸化防止剤(V.E)
たまあにコンビニのおにぎりを食べるのはいいとして
「手作りならではの家庭のおにぎり」の美味しさと楽しさを、ぜひ知って、作ってみてはいかがでしょうか?
安くて安全なおにぎりです。