為替レートが150円の円安になり、32年振りと大騒ぎしています。
32年前は1990年(平成2年)のことです。
私は45歳、営業を離れて本社勤務になったころです。
社会はバブルの最後の年で「バブル経済最後の輝き」と言われました。
翌年の1991年はいよいよバブルが崩壊し、「失われた10年」の始まりの年となりました。
1990年の経済は
- 名目経済成長率 7.6%
- 実質経済成長率 4.9%
- 失業率 2.1%
- インフレ率 3.1%
と非の打ちどころがない最高の数字を残していました。
私的にも株価がここまで上がって(38000円)という不安感があったものの、恵まれた生活をしていたという印象しかありません。
1990年の出来事は
- 湾岸戦争が勃発
- ソ連が崩壊
- アウン・サン・スー・チー氏がノーベル平和賞を受賞(いまは刑務所です)
- 牛肉とオレンジの輸入自由化
- 雲仙・普賢岳で大規模な火砕流が発生
- 「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」などのトレンディドラマが大ヒット
- 景気拡大、「岩戸」を抜いて史上2位に
- 海外渡航者初の1000万人突破
- 米経済誌「フォーチュン」、世界大企業番付6位にトヨタ、9位に日立製作所
- 1世帯人口が2.98人で初めて3人を割る
- 初婚の平均年齢、男28.5歳、女25.8歳
- 日経平均株価は前年の大納会で、終値で最高値、38,915円 1990年(平成2年)1月から暴落に転じる 1990年(平成2年)10月には一時20,000円割れと、わずか9か月あまりの間に半値近い水準にまで暴落
なにか躍動している年でしたね
今の円安の原因は新型コロナとウクライナと思われます。
それにしても政府の経済対策はどうしたものでしょうか
当面の対策としてコロナの時と同じ国民に一律10万円を配ってほしいものです。
そして、消費是を減税にといった順番でお願いします。
32年前の1990年は消費税はなかったのですから・・・