NHKラジオ深夜便、「美味しい仕事人」コーナーで「今日の料理65周年」と題して
後藤繁榮アンカーが阿古真理さん(生活史研究家)にそのいきさつを聞いていました。
NHKの「きょうの料理」は1957年(昭和32年)11月にスタートし、今年65周年を迎えます。
実は番組の初回は料理を一品も作っていません。
戦後12年経過した当時は国民の4人に1人が栄養不足で、栄養士が、家庭でバランスのいい食事をとることの重要性を話したそうです。
数々の料理人が出演していました。
いままで90人くらいで
- 土井勝(料理研究家)
- 陳建一(中国料理店「四川飯店」)
- 周富徳(中国料理店「広東名菜 富徳」)
- 村上信夫(帝国ホテル料理長)
- 江上トミ(江上料理学院)
- 三國清三(シェフ)
- 道場六三郎(銀座ろくさん亭)
- グッチ裕三(タレント)
- 土井善晴(料理研究家)
などそうそうたるメンバーです。
当時はまだテレビが普及しておらず、一般の人は電気屋さんの街頭テレビでプロレスなどを見ていた時代でしたので、主に富裕層を対象の番組作りで西洋料理をテーマでやっていたようです。
きょうの料理はのポリシーは、全国どこでも入手できる食材を使うことです。
全国放送なので特定地域でしかとれない食材(郷土野菜など)、地方で入手しづらい食材(輸入食材、調味料など)はなるべく避けます。
きょうの料理は65年の長寿番組ですが、これからも、健康に良く、楽しく、誰でもできる
- シングル向け
- 共稼ぎ向け
- シニア向け
- リハビリのための料理
など
料理できれば健康に良いし、節約にもなり高齢者は認知症の予防にもなります。
また会話も増えて良い事ばかりです。