国でLGBTが審議されていますが、一部地方自治体が先行して条例を作っているところがあります。
- 埼玉県、LGBT推進条例が可決される
- 東京杉並区では今月罰則付きの性多様性条例が施行
とか、このLGBTにQをたしたLGBTQが話題になってきています。
LG BT、 Qについては、
関心がないわけではありませんが、この年になると、どうも理解できないところが多々あります。
そこでLGBTQについて調べてみました。
LGBTQとは
- Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
- Gay(ゲイ、男性同性愛者)
- Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)
- Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)
- QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつ
日本におけるLGBTQの割合は、現在では約3%〜10%と言われています。
性のあり方は、単純に「男性/女性」だけではなく、分解して考えてみるといくつかの要素に分けて考えることができます。
- 法律上の性別
生まれた時に性器の形などから、お医者さん等に「女の子ですね」「男の子ですね」と言われ、役所に届け出ることで法律上「女性」か「男性」に割り当てられる性別のことです。 - 性自認
自分の性別をどのように認識しているか、という要素。男性だと認識している人、女性だと認識している人、中性だという人、決めたくないという人など、様々です。 - 性的指向
自分の恋愛や性愛の感情が、どの性別に向くか、向かないか、という要素。 異性を好きになる、同性を好きになる、どちらの性も好きになる、性別で好きになる人を決めたくない、特定の誰かを好きにならないなど、様々です。 - 性表現
社会的にどのように性別を表現するか、振舞うかを表す要素。 俺・僕・私といった一人称や、服装でスカートがいい、パンツスタイルが合うなど、様々です。性のあり方はLGBTQとそれ以外の人でくっきり分かれているのではなく、グラデーションになっています。
トイレも更衣室も男女共用? 埼玉県が推進するLGBTQ条例に
こんな見出しが載っていますが、どうも誇張して報道しているようです。
このトイレが男女とも使えるようにする(オールジェンダートイレ)が新宿歌舞伎町にあるそうですが、
女性はどうなんですかね、男、男と思われる人が入ってきたら嫌ですよね
これに反対すると性差別だと言う人もいます。
トイレについては今「多目的トイレ」と言うのは少しずつ設置されていますけども、これで充分なのではと私なんかは考えています。
女性専用トイレの減少や廃止も進んでおり、性犯罪などのリスクが高まるのではとの見方もあります。
世の中なんかむつかしくなってきました。