「私、失敗しないので」の名言で有名になった「ドクターX」の新シーズン8がまもなく放映されますが
Amazonプライムビデオで旧シリーズの「ドクターX ~外科医・大門未知子」が始まりました。
2012年のシーズン1からシーズン7まで各シーズンope1~10までです。
このシリーズ8年もやっているんですね
「そんな中、どこの組織にも属さないフリーランス、すなわち一匹狼のドクターが現れた」
「たとえばこの女、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ、外科医・大門未知子、またの名をドクターX」という長いナレーションが必ず入ります
そんなクールでタフなスーパードクターに、米倉涼子がはまり役です。
もちろん、米倉涼子演じる大門未知子の魅力が大きいのは言うまでもないですが、それ以上に特筆すべきは、作品のコンセプトです。
噛ませ犬のキャスティングには、一切の妥協なしです。
これまで西田敏行、北大路欣也、伊東四朗、竜雷太、古谷一行、中尾彬、伊武雅刀、小林稔侍、段田安則、遠藤憲一、古田新太、三田佳子、室井滋、高畑淳子、ジュディ・オング、吉田鋼太郎、泉ピン子、草刈民代らを出演させ
他局が悔しがる大物や演技派を次々に獲得してます。
男優全員が古く非効率な男社会の象徴となり、大門に負かされるための役なのだから視聴者はたまりません。
難手術を成功させて患者を救うのですが、大物や演技派男優たちが情けなく負けていく姿に痛快感を覚えます。
またまた次から次へと見たくなります
「大岡越前」や「水戸黄門」や「鬼平犯科帳」のドクター版といったところです。
このコロナ過で巣ごもり状態には朗報です。
暫く楽しめます。