立川志らくのYouTubeで紹介されたアメリカ映画「スケアクロウ」をAmazonプライムビデオで観ました。
「スケアクロウ」(Scarecrowかかし)は、1973年公開のアメリカ映画で、監督はジェリー・シャッツバーグ。
アルパチーノといえば「ゴットファザー」、ジーンハックマンは「フレンチコネクション」ですね。
この二人が男同士の深い友情を描いたアメリカン・ニューシネマの傑作です。
あらすじは
暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックス(ジーン・ハックマン)は、南カリフォルニアの道路で、同じくヒッチハイクをしていたライオン(アル・パチーノ)と知り合う。
マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、ライオンは5年越しの船乗り生活から足を洗って、一度も会ったことのない自分の子どもに会うためにデトロイトに住む妻のもとに向かう途中です。
意気投合した二人は、共に行動することにしましたが、次第に深まっていく友情を、ロード・ムービー(旅の途中で起こる様々な出来事)風に描きます。
デトロイトに着いたライオンは妻のアニーに会うため理髪店と教会に寄り、彼女の家の前で電話をします。
しかし、アニーは2年前に再婚しており、「子どもは死んだ」と嘘をつきます。
それを聞いたライオンは公園で錯乱状態に陥り病院に担ぎ込まれます。
「お前がいないと洗車屋ができない、お前の面倒は俺が見る」と眠り続けるライオンに語りかけるマックスです。
一人で駅へ向かったマックスは、ピッツバーグ行きの往復切符を買うのです。
これで、この映画はラストとなります。
あとは観客に想像させるとう「アメリカンニューシネマ」という新しい手法です。
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