外国語での案内板を隠してしまうという、どう考えてもおかしなことが問題となっています。
ことの発端は
JR恵比寿駅のロシア語案内表示をしていたのですが、
ロシアのウクライナ侵攻後、「ロシア語の表記は不快だ」というような苦情が利用客から複数寄せらて、これは困ったということで、「調整中」と書かれた紙を張って掲示を覆い隠してしまいました。
この行為にたいし、ネットで、何かおかしいと批判の声が上がりはじめました。
これに対し、JR東日本は、さまざまな意見を踏まえて元に戻すことが妥当だと判断し、張り紙を外す対応を取ったとのことです。
そして、「駅の案内表示について誤解を与えてしまいおわびします」と謝罪しました。
この誤解を与えて・・・という表現についてもネットでおかしいとの声がありました。
時々公共機関では余計な心配をしてこういった分からない対応をしてしまいます。
思い出すのが、11年前の東日本大震災の時、電車がストップして帰宅を急ぐ人が駅に群がり入り口のシャッターを下ろしてしまって事です。
駅の構内が一時避難場所に開放してもいいのに、シャッターを下ろして文字通りシャットアウトして批判を浴びたことがありました。
もともと、海外ではフランスやイタリアなどでも日本の様に英語、韓国語、中国語の表示なんてしていません。
母国語のみの表示です。
日本はやり過ぎなんです。
その国に入ったらその国の言語を尊重するべきなんです。
私も海外にはずいぶん訪れましたが、その国が日本語の案内表示をしていたらそれはがっかりしてしまいます。
その国のそのままを感じたいからです。
日本はどうしてもやり過ぎだと思います、観光客にとっては便利だと思いますが、異国のそのままを体験じたいと思う人もいるはずですので、そのままでいいのではと私は思います。