先週の土曜日の東京新聞、サタデー発言蘭で、感性を大切にという興味深い記事があった。
それによると、思考方法には、「頭で考える」と「心で考える」の二つがあって、頭で考えるの
は男性が得意とし、頭で考えたことが即、現実と思い込んでしまう傾向がある。
現実は人の思いとは違う、無限の側面を持っている。
一方、心で考えるは感性、感情といい、頭脳思考を抑えて、現実そのもの感得しようとする
方法だ。女性がこれを得意とする。
現実に対処するにはこの二つの思考方法を両輪として働かなくてはならない。
この不況の原因となったリーマンショックはノーベル経済学賞の理論があり、
これが頭脳思考の典型で
こんなうまい話があるのかな?と心の思考を持っていたら
もっと違った結果になったのではと締めくくっている。
小生も頭で考えるのは不得意でどちらかといえば感性で物事を考えてしまう傾向がある。
子供みたいとか単純とか非難されるが、それでいいと思っている。
あのトヨタ自動車が、大気汚染の原因の車を大量に販売しているのもかかわらず、
環境にやさしい企業の常にトップにあげられ、1兆円という莫大な利益を上げていて、
これは何かがおかしいと思っていたら、案の定、今の状況になってしまっている。
物事を単純に考えてみるのも真実が見えていいと思う。これからも
その感性を大切にしたいと考えている。