「ミシュランガイド東京」を買い求める

ミシュランガイド東京版が発売になったので買い求めた。2,200円とはずいぶん、エクスペンシブな値段ではあるが・・・。さて、購入の目的は「そば店」がリストされているかどうかを確かめたいと思ったからだ。「そば会席」というジャンルで3店、渋谷区恵比寿の「翁」、中央区銀座の「古拙」、港区六本木ヒルズの「竹やぶ」だ。そば店としては、聞いたことがない店ばかり、高級割烹でそばも出すという感じの店かなと思う。ランチで5,000円、夜は8,400~28,000円、こんな店にそばを食べに行く人はどんな人かと思ってしまう。いずれにしろ「ミシュランガイド」の店というのは、庶民とはまったくかけ離れた店のリストということがいえる。これだけの値段を出せば美味しいのは当たり前という感覚はないのかなーと感じてしまう。ミシュランの判定基準は「皿の上」の勝負ということだが、そばに限って言えば、昨日、NHK教育テレビで放映の「東北伝統のそば料理を巡る」での「すまし」、「そばかっけ」、「そばまめぶ」、「かなぎば」のほうがどんなに美味しいことか。まあ、格付けの維持や格付けが欲しいばかりに美味しさを探求する店が増えることには大いに賛成ではあるが、小生から見ると「アナザーワールド」としか見えない「ミシュランガイド東京」であった。

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