富倉そば

信州そば探索の旅に行ってきた。長野県飯山市富倉地区に伝わる伝統のそばを「富倉そば」といっている。富倉地区には現在4軒のそば店があり、その2軒、「はしば食堂」と「かじか亭」で富倉そばを食した。写真は「はしば食堂」のそばである。そば粉にオヤマボクチ(やまごぼう)をつなぎに使うのだが、その効用として、そばの味を変えないので10割そばの香りと、つなぎ入りのそばの喉ごしの良さを同時に味わうことができ、しこしことした独特の歯ざわりがでるという。洗練された「東京のそば」とは一線を画する「田舎そば」を味わうことが出来た。

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