日本では毎日多くの人が心臓突然死で命を失っています
その数は、1年間で約7万9千人、一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっているといいます
その原因の多くは「心室細動」と呼ばれる重篤な不整脈です
心室細動になると心臓は震えるのみで血液を送り出せなくなります
いわゆる心停止の状態です
数秒で意識を失い、数分で脳をはじめとした全身の細胞が死んでしまいます
心室細動からの救命には迅速な心肺蘇生と電気ショックが必要です(日本AED財団HPより)
この現実を理解して
きょうは
キタガク(市民大学きたもと学苑)の教授会(救急救命講習会)を開催しました
教授会とはキタガクの講座の先生の会です
現在125名の登録があります
文化センター第1、2会議室に市民教授と理事、事務局の35名が参加しました
目的は講座開催の時、受講生に万が一のことがあった時のためのスキルの習得です
北本消防署から3名の署員による救命講習は3時間
救急救命の現状とその予備知識、救命処置(心肺蘇生法、AEDを用いた除細動)などです
講習を修了すると、消防長が発行する「救命講習修了証」が交付されます
この講習1回や2回受けいざその現場に居合わせて時なかなかそのスキルを発揮することが難しいのでキタガクでは複数回の受講を勧めています
今回の受講者は受講経験がある方が6割おりました
キタガクでは年1回の救急救命講習会を2013年から実施しており今回で8回目です
準備怠りなくキタガク講座が支障なくうまくいくことを願っています