先日ウオーキングの途中で立ち寄った「桶川市役所」の建物が素晴らしかったので調べてみました。
施工者は「日本設計」設計者はわかりませんでした。
おけがわ旅籠ふれあい庁舎のコンセプトは
- 市民にとって本当に必要なものは何かを考え、「使いやすいこと」「ふれあえること」「桶川らしいこと」を課題とし、それらを生み出す場所、かたち、空間をつくることを目指しました。
- 執務室を中心とした「庁舎ゾーン」、市民に開放する「開放ゾーン」を並列に配置し、その間に、職員と市民お互いが利用しやすい「兼ねるゾーン」を配置しました。
- 開放ゾーン周りは、回遊できる廊下に、くつろげる縁側空間、借景となる中庭を配置し、旅籠のような市民のふれあいが育まれる場をつくっています。
- 住宅地に建つ庁舎として、通りに面してセットバックしたボリュームとし街並みに呼応するとともに、通りに面した開放ゾーンを木造とし、宿場町・桶川を表現しました。
- 中間層免震構造、別棟通達による区画と燃えしろ設計により、防災拠点となる木造庁舎を実現しています。
- これらをより引き立たせるために、構成要素を最小限に抑えた建築にも挑戦しています。
受賞歴 2019年 第11回彩の国みどりの優秀プラン賞
平成30年3月、新庁舎が完成しました。
この次のウオーキングの時、ゆっくり見てみようと思います。
こんな庁舎だったら市民としても誇らしい感じになることでしょう。