第一回アカデミー作品賞「つばさ」を観ました。
今年95回を迎えたアカデミー賞ですが、興味津々で、1回目を観たくなりました。
「つばさ」という映画です。1928年(昭和3年)3月に公開です。
100年近い前の映画で、もちろんサイレント映画で字幕での会話と説明です・
若き27歳のゲイリー・クーパーが数分の出演をしています。
プロペラ試行機の空中戦映画の先駆的な超大作として映画史上に名高い作品です。
この年の5月リンドバーグが大西洋横断に成功し航空機熱はいやが上にも高まり、記録的な興行成績を挙げました。
これだけの戦闘機シーンが実写とは、驚きとしか言いようがたない。ストーリーもテンポよく、ユーモアもあり、ただの友情物語ではなく、反戦のメッセージも伝わってきます。
第一次世界大戦を背景としながら、4人の若者達のラブロマンスは誤解や感情のすれ違いに翻弄され、複雑に絡み合います。
2人の青年は共に航空隊の厳しい訓練を経て友情を培い、フランス戦線では名コンビとして戦闘機乗りの名を上げていきます。
特筆すべきは、迫力のありすぎるリアルな空中戦だ。もちろん特撮などではなく、原作者、監督、主人公と親友役までも第一次世界大戦時の実戦パイロットだそうです。
当時、非常に高価だった21台のカメラが使われ、主役級の2人はスタントマンを使う事なく自分達で飛行機を操縦し、手回し式のカメラを自分で回しています。
100年前の映画興味ある方は観てください。
Amazonプライムビデオで観られます。