演歌歌手の「八代亜紀」が、昨年の暮れに73歳という若さで亡くなりました。
また一人昭和の歌姫がいなりました。
淋しい限りです。
その八代亜紀が生前、「週刊現代」で熱く語っていたのが、「崎陽軒のシウマイ弁当」への愛でした。
という記事がネットに載っていました。
47年間、崎陽軒のシュウマイを食べ続けているという歌手の八代亜紀氏は、その魅力をこう話しています。
「初めて食べたときから、魅了されました。
まず一口サイズで食べやすい。
それでいて、味もしっかりしている。
昔から味が全く変わらないのも凄いですよね。
食べ続けても飽きないのは、人によって、色んな楽しみ方ができるからかな」
親の反対を押し切って東京へ、下済みで苦労し、大歌手になったのですが、シューマイ弁当が大好きと聞くと、なにか思い出が詰まった憧れの弁当だったのかなと、思ってしまいます。
崎陽軒のシュウマイは横浜が生んだソウルフードです。
1928年、崎陽軒の初代社長・野並茂吉が、横浜に名物を作りたいと、一念発起し、南京町(今の横浜中華街)にあった店で定番の突き出しだったシュウマイに目をつけたのが始まりです。
10種類ものおかずがあの経木の弁当箱に詰められています。
私は田舎(北海道)に帰る時は必ず空港の売店で、この「シュウマイ弁当」と缶ビールとカップ酒を買って機内に持ち込み、ゆっくりいただくのがいつものスタイルです。
普段でも大宮に出かけた時には、「シュウマイ弁当」か赤い箱の「シューマイ」買ってきます。
いまや弁当は1000円超えが当たり前のなか860円はリーズナブルです。
写真を見ると超食べたくなります。