そばの加水率が変化している。
教室では二分割加水方式を提唱している。
すなわち、40%と10%の二つの水を用意し
最初は40%を入れて水回しをして
その状況を見て残りの10%を
少しずつ入れて適正加水まで
持っていこうと指導していたが
なんと、38%とか39%の
適正加水率のそば粉が増えてきたので
その教え方に問題が生じてきた。
考えるに、そば粉の保管状態が
とみに良くなってきたのがその原因
と思われるのだが・・・
最近は40%の水を計って
少し残してくださいと教えているが
なんともしっくりいかないので
35%と10%の二分割加水でやろうかとも
考えている。
最近では秩父の砂のようなそば粉(甘皮が入っている)
が40%でつながったということもあり
加水率の概念が変わる時期に
来ている感があり少々戸惑っている。