「生きるLIVING」と「生きる」

連休中の昨日

Amazonプライムビデオで「生きるLIVING」を観ました
1956年に公開された黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家、カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマです。

オスカーにノミネートされました。


あらすじは「生きる」とほぼ同じです。

1953年。第二次世界大戦後のロンドン。
仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じていた。
そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知る。
手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾートで酒を飲んで馬鹿騒ぎするもなんだかしっくりこない。
ロンドンに戻った彼は、かつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。

意を決して市民課の課長のウイリアムスは自ら部下と一緒に関係部署を回り公園建設に翻弄する。
そこで、ウイリアムスの葬式のシーンに変わり、葬式の帰りの汽車の中で上司だったウイリアムスの回顧を行い、これからは課長の跡を継いで、一生懸命やろうと誓うのですが、新しい課長の下での市民課は元に戻って役所仕事を行うという落ちがついています。

 

1956年公開の黒澤明監督の「生きる」も合わせて観てほしいです。

今から68年前の作品ですが、現在に出に通じるテーマです。