フレンチトースト考

安倍総理大臣辞任で後継総理選びでテレビは大騒ぎ、おかげでコロナの報道が低調気味になってよかった

それにしても一国のリーダーを決めるのに派閥がどうのこうの、比べアメリカ大統領選とのこの違いはなんでしょうか

 

さて、こども園のおやつ「フレンチトースト」の仕込みをおこないました

このフレンチトーストは牛乳、卵、砂糖などを混ぜた液に食パンなどのパンをひたしてから焼く料理です

 

冷凍しておいた給食の手作りパンを解凍し、小さくカット(約200片)してバットに並べ牛乳と砂糖、玉子、バニラエッセンスを混ぜた液に浸して

 

一晩なじませて翌日コンベクションオーブンで焼きます

ところで

硬くなったフランスパンを捨てないでおいしく食べられるにはどうしたらよいか(廃物利用)を考えて牛乳にひたしてやわらかくしてから焼いたのがフレンチトーストと理解していました

 

そのフレンチトーストの由来などを調べてみたらいろいろありました

  • アメリカのジョセフ・フレンチさんが作ってなずけた
  • 古代ローマ時代にすでにあった(そのころフランスはなかった)
  • 香港のフレンチローストは西多士(サイトシー)といって液に浸しておいたパンを油で揚げる
  • 台湾はパンの表面に溶きたまごをつけて焼く(塩味)
  • スペインではトリハスといってイースターの期間に食べる(牛乳や卵をしみこませて焼きシナモンシュガーをふりかけて食べる

など言い方が違っていたり複雑です

そして、本場?のフランスではフレンチトーストではなく「パン・ペルデユ」失われたパン(硬くなってしまった古いパン)というそうです

 

物事の由来などを調べてみると思い込んでいたことと違っていたことが多いものです

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仕込み中のフレンチトースト