終戦記念日の8月15日の私は9か月、おそらく母親に抱かれて、玉音放送を聞いて終戦を迎えた思われます。
「国民を死なせないよう、終戦の日に考える」
と題してこう書いてありました。
日本人の平均寿命は、男性82歳、女性88歳で男女とも世界一です。
1950年の数値と比べれば男女とも20数年長生きになっています。
また、
新生児死亡率1000人あたり
1947年は31.4(100人で3人)
2014年以降は1未満(100人で0.1人)、これは世界数カ国が到達している世界最高水準です。
このことをから日本は世界で最も生まれた子はなくなりにくい国であり、かつ世界一の長寿国です。
世界で最も国民が死ににくい国の1つと言うことです。
新型コロナウィルスによる死者も
日本は35,000人
米国は100万人
英独仏は十数万人
これをみても世界で最もコロナで国民が死ににくい国です。
しかし、太平洋戦争で亡くなった人が310万人でそのうち9割が終戦1年前の1944年1月以降に亡くなったといいます。
もう少し国の指導部の戦争終結判断が早かったらと思わざるを得ません。
国民を戦争へ導き、退(ひ)き時も見誤って300万人以上を死なせる。この時代、本来は国民をなるべく死なせないようにするために存在するはずの国、政権、政府が、それとはまるで逆のことをしていたわけです。
終戦の日を迎えて考えさせられる記事でした。