牛乳といえばプリン作りにたくさん使いますが、普段は冷蔵庫に1リッターの紙パックが入っています。
その牛乳、紙パックと壜で販売されていますが、ペットボトルの牛乳はどうしてないのかという疑問があります。
日本でペットボトル入りの牛乳が販売されていない理由は、
- 牛乳は摂氏10度以下で保存しないと雑菌が繁殖してしまう。
- ペットボトルは常温で持ち歩く人も多く、また直接口をつけて飲むことも多いため雑菌が繁殖しやすい。
衛生面の管理が難しい点から、法律で禁止されていました。
しかし、2007年の法改正で、牛乳のペットボトル販売が可能になりました。
一般にペットボトルの牛乳が街に見かけないのは、アルミ箔の層構造の衛生管理が難しい牛乳専用のペットボトルをつくらなければ販売できないからなのです。
そのため、コスト面の問題から現在でもペットボトル入りの牛乳を見かけることはほぼありません。
牛乳の消費量が多い欧米ではすぐに飲みきれるため、大容量のペットボトル入り牛乳が販売されています。
最近は牛乳の消費量は減少しているのですから、今までのように紙パックでいいかもと思ってしまいます。
ペットボトルの牛乳が出来ても持ち歩いて飲む人はいないかもしれません。