「ダさいたま」から40年・・・

埼玉に住んで52年になります。

東京に近いし、災害もない埼玉、住みやすいと思っています。


公開中の映画「翔(と)んで埼玉」続編が話題となっています。


その埼玉県が、いまから40年前の1983年に「ダさいたま」が流行語となっていました。

あれから40年ですから、ずいぶん県民の意識も変わってきたと思います。

都道府県の魅力度ランキングでも埼玉県は3年連続で45位ですが、教育・子育てのイメージは3年連続で1位です。

 

しかし、埼玉県は県をPRするのがあまりうまくないようです。
たとえば、四国の香川県は、「うどん県」への改名を宣言する架空の記者会見動画を制作したり、知事の名刺に「うどん県」の文字を入れたりするなどの取り組みを進めて、愛称を定着させました。

 

考えてみますと「ディズニーランド」は千葉県に持っていかれ、「スカイツリー」はさいたま新都心への誘致も失敗し、東京にとられてしまう始末です。
なにか、ぱっとひかるものがないのは淋しいです。

 

「ダさいたま」については「埼玉県外の一部の人はそうとらえていますが、県民はすでに慣れ、40年も過ぎたのですからもうダサいと感じる人は少ないと思います。


「ダさいたま」のおかげで映画までできました。注目が集まる今こそ「ダさいたま」を入り口にして埼玉県のファンを増やし、「ダサい」という言葉の意味をポジティブに転換しましょう。

「住めば都」といいますからね。