夏場のそば粉について考えること

鴻巣市の松村製粉所からそば粉を仕入れている。最近、北海道産の香りが薄くなったので話したところ、それでは茨城産はどうでしょうか?ということになり茨城産を仕入れたもらった。今朝そば粉が着たので早速打ってみたが、やはり香りは薄かった。常陸秋そばなので美味しいことは美味しいのだが、北海道産とそんなに変わりはしないが上代価格はキロ100円高いのだ。松村さんは同じ価格で卸してくれたが、今の時期そば粉は香りがどうして薄いのかわからない。玄そばから挽いているのだからそんなに変わりはないと思うのだが・・・製粉所現場の声を聞くことが出来た。夏場の製粉所はクーラーを稼動させられないという。なぜかと言うとそば粉の微粉末がクーラーに入り機械の性能をだめにするからだという。それでは玄そばを定温倉庫で保管しても製粉の状態で40度以上の環境で製粉すると香りが飛んでしまうと思う。これが原因かどうかはわからないが・・・。