そばの新しい打ち方

新しいそば打ちの「水回し」を北本エンジョイそばクラブ(月2回の例会開催)で実践した。ビギナーが(いやビギナーだけではない)最も難しい水回しを築地そばアカデミーの井上先生が明快に解説しているそば本「手打ちそばの作り方」がその見本だ。そば粉に水を投入してから5秒でパン粉に状態にせよとのことである。5秒は難しいが、要するに早くやりなさいということだ。ビギナーはどうしてもこね鉢を大きく使うことが苦手だ。こじんまりしているからその警鐘からその表現があると思う。つぎに「より」という過程があるが、これは完全に省いている。水が回ったらすぐ「まとめ」に入る。これはビギナーにとっても朗報と思う。ふんわりとまとめるだけだから楽だ。そば粉にストレスを出来るだけ与えないのが新しい打ち方だ。
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