美味しいそばの太さその2

埼玉県深谷市の「そば遊歩」のご主人、根岸昇司さんが、そのブログ「新・蕎麦屋の午後」で太めのそばを提唱されている。小生も過日(21日)に美味しいそばの太さについて書いたが、根岸さんのいうそばつゆとの関係が抜けていたので触れてみたい。小生のそばつゆは「返し」が37%の辛めのつゆである。これが当たり前と思っていたので、ほとんどの人がそば猪口にそばをたっぷりつけて食しているのを見ると、美味しい食べ方はせいぜい半分つけて食べてくださいと余計なこととは思うが話している。一般のそばつゆは25%〜30%と思うのでたっぷりつけても違和感がないのでそうしているのだろうか。さらに、挽きぐるみのそばにはそばに負けない45%のそばつゆを勧めている。そんな訳で1.5×1.5mmの四角形のエッジがきいたそばには37%のそばがピッタリと思っている。商売の方は出来ないであろう切りベラ23のそばと切りベラ20、あるいは19のそばを同時に作れるので食べ比べて見ると一目瞭然その違いがわかる。ぜひ試してみて欲しい。