このコロナ過の中で「子ども食堂」を提供している人に感謝です

しばらく保育園の給食に携わっていた関係で「子ども食堂」には関心があります。

先回、北本市社協から高齢者のスマホ教室を頼まれた時、職員との話の中で子ども食堂のことがありました。

いまは、新型コロナ感染拡大で密になることもあり、休止しているとのことでした。

その子ども食堂ですが、全国で4960か所、埼玉県では800箇所の子ども食堂があるそうです。

 

子どもの7人に1人が貧困状態にあり、学校の給食で栄養を取っているという現状があります。

 

日本の子供がまともな食事が取れていないんです。

こども食堂とは、地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指しています。

また、単に「子どもたちの食事提供の場」としてだけではなく、帰りが遅い会社員、家事をする時間のない家族などが集まって食事をとるといった「人が多く集まる場所」ができたことで、地域住民のコミュニケーションの場としても機能しています。

 

こども食堂」は、2012年に東京都大田区にある八百屋の店主が始めたことがきっかけです。
朝ごはんや晩ごはんを十分に食べることができない子どもたちがいることを知った八百屋の店主が、自ら始めたのです。
それが全国に活動の輪が広がっていきました。

お弁当や食材を取りにくるお母さんが、疲れたと愚痴をこぼしたり、不安や悩み、ストレスを吐き出せる息抜きの場にもなっています。

 

飲食店などがボランティアで成り立っている「子ども食堂」ですが、自治体や国がもっと関与し、貧困な世帯に支援の施策を整えてもらいたいものです。