河野デジタル相が健康保険証をなくしてマイナンバーカードに一本化すると発表しました。
現在使われている健康保険証を2024年の秋ごろをめどに原則として廃止し、マイナンバーカードと一体化した形に切り替える方向で調整を進めることになりました。
これは1年前の昨年10月から、健康保険証はマイナンバーと一本化されています。
すでにマイナンバーカードに保険証を取り込んだ人には何の変化もありません。
私もマイナンバーカードに紐づけしましたが、使える病院がないのでそのままにしています。
その紙の健康保険証ですが、すでに紙ではなく「プラスチックのカード型の「健康保険証」への切り替えが行われています。(私のもそうです)
紙よりプラスチックの方が丈夫で小さいので、さすがにカード型の健康保険証を拒む人はほとんどいません。
カード型とマイナ保険証の差は、紐付きであるかどうかです。
その場合、不安が出てくるのはやむを得ませんが、私はそんなには心配していません。
技術的にはこうした電子化は日本は遅れているので、他国の例を導入すれば、ほとんどの不安はある程度解消できると思います。
マイナンバーカードをめぐって政府は、来年3月末までにほぼすべての国民に行き渡ることを目標としていて、10日時点の申請枚数は、7064万枚余りと全国民の56%となっています。
今後は、健康保険証を廃止する時期が来てもマイナンバーカードを取得しない人への対応や、カードと一体化した保険証を利用できる医療機関をどのように増やしていくのかなどが課題となります。