いつもちょい飲みに利用している日高屋ですが、みんなで飲んだ後の〆にはチャーハンと半ラーメンを注文します。チャーハンはみんなでシェアするというスタイルです。
その「日高屋のチャーハン」のことで新記事をみましたので紹介します。
具材は卵・ネギ・肉とシンプルながら、チャーハンに対する深いこだわりが見えてきました。
一般的にチャーハンの肉には焼き豚・チャーシューが多いところ、日高屋は鶏胸肉(国産)を使用しています。
肉の旨みが引き立つように、煮込み時間などに工夫を凝らして生まれた、甘じょっぱい味が特徴です。
実際に食べてみると、チャーハンらしいパラパラ感も感じつつ、しっとりしたまとまりもあり、レンゲですくいやすく感じます。
そんな日高屋のチャーハンは、独特の製法で作られています。
一般的に中華料理店のチャーハンは、白米と卵などを中華鍋で炒めるイメージがありますが、日高屋では炊飯器を活用し、「味付きのご飯」を事前に炊いておき、注文が入ると中華鍋で卵や肉と一緒に炒めるスタイルです。
もともとは白米から中華鍋で炒める一般的な製法をとっていたといいます。
ただ、店舗網の拡大に伴って、調理するスタッフによって、味にバラつきが生じていました。
炒める際に「おたま」で調味料を入れるため、均一な味を再現できずにいたのです。
そこで、自社工場で味付け用のタレを製造し、レードルで計量して味付けする方式に変更したのですが、それでも調理技術の平準化がなかなか難しく、現在の「炊き込みご飯」式のスタイルへと踏み切りました。
なるほど、炊き込みご飯をベースに具材の玉子、肉、ネギを中華鍋で炒める。
これで味が均一になります。
そういえばいつ行っても同じ味で納得です。・・