「ホッピー」を見直しました・・・

日高屋にいくと、ビール、ハイボールと飲んで、最後に「ホッピーセット」をたのみます。

ホッピーは1948年の誕生以来、愛され続けているロングセラー商品ですが、何でできていて、どのような飲み物なのか、知らない人もいるかもしれません。

 

ホッピーとは、麦芽とホップで造られた清涼飲料水で、製造工程はビールとほぼ同じですが、アルコール度数が1%未満のため、アルコール飲料ではなく、清涼飲料水に分類されます。


原料の麦芽はドイツ産・カナダ産の二条大麦を使用。ホップは世界最高級といわれるドイツハラタウ産のアロマタイプとビタータイプを使用しています。

酵母ミュンヘン(ドイツ)の酵母銀行でホッピー醸造のために厳選した下面発酵酵母、水は秩父山系の天然水を使うなど、原料には徹底的にこだわっています。

ホッピーは焼酎などの割り材として人気の飲み物ですが、製法がビールとほぼ同じなので、そのまま冷やして飲めば、ビールのような味わいがたのしめます。

 

ホッピーの基本スタイルは、ホッピー・焼酎・ジョッキの3つをよく冷やして飲む「3冷」です。
ビールに氷を入れないのと同様、ホッピーも氷を入れるとこだわりの原材料と醸造発酵技術を駆使した本来の風味が薄まってしまいます。

ホッピーと焼酎はあらかじめよく冷やしておき、ジョッキもキンキンに凍らせておくことで、ホッピー本来の味わいを活かすことができるので、まずはこの基本スタイル「3冷」を押さえておきましょう。

そして、これも覚えておきましょう。
◆ナカ(中)
小ぶりのグラスでサーブされる焼酎のこと。瓶のホッピーを残しておいてナカだけ追加注文することで、お代わりの1杯を飲めたり、濃さの調節ができます。

◆ソト(外)
ホッピーのことで、通常は瓶のまま提供されます。ナカが余ってホッピーが足りないときに「ソトください」などと注文します。

◆氷なし
居酒屋さんでホッピーセットを注文すると、氷が入ったジョッキが出てくることがありますが、味が薄まるのを好まない人は「氷なし」と注文しましょう。

 

やはりホッピーって奥深いです。

家にもホッピーとキンミヤ焼酎を常備しています。