人生90年として、そのうち眠っている時間は30年もあるんだと改めて考えてしまいます。
昔は一日の過ごし方は、ざっくり、仕事に8時間、遊びに8時間、寝ることに8時間といったものです。
その33%を占める睡眠をだだ寝ているんだけなんだからと思ってあまり気にもしていませんでしたが、研究が進んできて、睡眠がいかに大切かが解ってきました。
良い睡眠とは
昼間に眠くならない、睡眠中に目覚める回数が少ないなど快適な睡眠を感じる目安はありますが、個人によって睡眠はまちまちです。
そこで、自分の睡眠のパターンを継続して記録し快適な睡眠になるようにしたいのですが、Apple watch(スマートウォッチ)にその機能があります。
Apple watchには睡眠ステージというアプリがあり、つけて床に入ると以下の項目が自動的に記録されます。
- 『深い』
- 『コア』
- 『レム』
- 『覚醒』の4つのステージです。
『深い』は熟睡状態で睡眠直後に記録されることが多いです。
この深い眠りは、傷ついた細胞を修復したり、若返りホルモンで、疲労回復などのフィジカルケアをします。
『コア』は比較的浅いノンレム睡眠です。
『レム』は夢を見る時間として知られています。
ノンレム睡眠に比べると軽視されがちですが、ここ数年の研究で1日の中で唯一脳内にストレスホルモンがない、感情と記憶の整理をするのに大切な時間だということがわかってきています。嫌なことをリセットするためにも欠かせない時間です。
『覚醒(かくせい)』は目が覚めている時間です。
自分で目が覚めたのを覚えている場合もありますが、そのまま寝てしまって覚えていないことも多いようです。
この4つのバランスですが、
理想は『深い』が10~20%、
『コア』が50~60%、
『レム』が20~25%、
『覚醒』が0%
のバランス」だと言われていますが、個人差があります。
したがって、毎日の睡眠を継続して記録し、変化を読み取ることが重要です。
『Apple Watch』はこの「睡眠ステージ」のほか、睡眠中の心拍数や呼吸数もチェックできます。
しばらく続けてみようと思っています。
写真は22日の睡眠の状態です。