新そばの感動は・・・

昨日「新そば」を食したのだが、確かに香りもあり美味しいのだが、ふと過去の「新そば」の感動とは違う気がしてきた。6〜7年前の新そばといえば薄緑色したそば粉に香りが強烈にしたように記憶が蘇って来た。そば湯もそれはそれはきれいな薄緑をしていたと思う。よくよく考えてみると一年中ある程度の香りのあるそばをいつも打っているので、新そばの感動は薄れてしまうのではないだろうか?最近の製粉技術の向上と玄そばの保管技術の向上が一年中安定した品質を可能にしたからではないだろうか.そば打ちをする人たちにとっては品質の安定は喜ばしいことに違いはないのだが・・・

野菜類の季節感がなくなって来たのと似ているのではないだろうか。旬という言葉の意味合いも薄れてくることにな一抹の寂しさ感じる。