「ラジオ深夜便」明日へのことば、「年金月5万円生活が教えてくれたもの」

ラジオ深夜便」明日へのことば 「年金月5万円生活が教えてくれたもの」

ゲストはエッセイスト、ブロガー「紫苑(シオン)」さん、72歳


著書に「年金5万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部です。

じっくり話を聞きました。

この紫苑さん、子どもの独立を機に、都内に築40年の2階建てを購入、2016年から一人で暮らしています。


週末は息子が泊まりに来ていたが、昨年初めに婚姻届を出し、足が遠のき、ちょうどそのころ、コロナ禍が降りかかってきました。

これが思わぬ転機になって、知人と外食する機会がなり、せっかくだから、どの程度のお金で暮らせるか、実験のつもりで節約を始めました。


と言っても、特別なことではなく、食材をスーパーで買い、1日3食を作ります。
「今日のご飯はこれで済まそうではなく、健康のためにしっかり食べる」。

食費は月1万円ほどになり、節約前の半分以下、「安くおいしく、楽な料理」を楽しみながら追求しています。

 

紫苑さんは30代で離婚し、フリー編集者として働きながら、一男一女を育てました。
バブル景気に沸いたころは、知人がルイ・ヴィトンのバッグを買えば自分も買い、「化粧品はやっぱりシャネル」という気分にもなった時もあったそうです。

 

収入といえば、年金が月5万円ほど。それでも一年以上の節約生活で貯金が少し増えました。
「今のような見えを張らない暮らしを前からしていれば良かった」と思ったそうです。

  • 見栄とメンツをなくす
  • 生活をシンプルに
  • 買わないと買えないは違う
    買わないは自分の意志、コントロールする快感
    買えないは劣等感とひがみ


こんな気持ちでいられるのも、「シンプルな暮らしに変わったおかげかも」と考えていますと紫苑さん、ブログを毎日書いています。

是非参考にしたいと思っています。

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