「きつねそば」シンプルゆえに

「きつねそば」というと関東地方では油揚げがのっているのを言うが、大阪では「たぬき」というんですよと、今日の北本ESクラブ例会で2年ほど大阪に転勤をしていた沖本さんが話していた。今日のそば料理は、その「きつねそば」を作ってみた。油揚げを湯でこぼしすること3回、余分な油が取れて柔らかくなったところで、薄口返し、みりん、酒、砂糖でじっくり煮込むこと30分汁がほとんどなくなる。油揚げを一枚そのまま、どんぶりにのせる。油揚げが「どうだ!」といわんばかりに主張している。シンプルな料理だが手間をかけることで、逸品となる。美味しさはイコール手間である。外食は手間をお金を出して買うものだ。

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