昨日の富士TV「ザ・ノンフィクション投げ出さないそば人生」をみた。深谷市の「そば遊歩」のご主人根岸昇司氏が昨日のブログ「蕎麦屋の午後」でふれられているが、そば店経営はそれほど甘い商売ではないといっておられる。TVのそば店２軒（群馬県藤岡のくりもと、埼玉県幸手市の櫻花）も開店当時はお客さんが来ていたが、時間がたつと閑古鳥がないてどうしようかと悩んだ結果、地元のそば粉、野菜を使った店に、またもう一店は宴会がとれる店にと料理の幅を広げる努力をしている。しかし、そばの魅力に惚れてそばだけで勝負し成功している店も多い。どこが違うのだろうと検証するのもそば屋経営のヒントになるのではと思う。たしかに小生もいろいろなそば店を巡っているが、もう一度行きたいそば店はと考えた時、４、５店舗しかないのは情けない気もする。そばの味がいいのは必要要件であるが絶対要件ではないことだけははっきりしていると思う。
