延しはざっくり、大胆に、攻めの感覚で、素早く、終らす
延しが均等にいかないと
美味しいそばにならない。
なぜなら茹でにむらができるからである。
延しにかかる時間は麺体を
広げているので乾燥を防ぐため
出来るだけ時間をかけたくない。
目安としての割合は
30%、40分のそば打ち時間では
12分くらいで終わらせたい。
そのためには
システマチックに延していく
あまり麺体の両サイドの厚さに
執着しないで
ざっくり左半分、次に右半分、
そして調整で中心というように
まず垂直に麺棒を転がす
「強い延し」で麺体に筋をつくように
荒く延していく。
そして、最後は麺棒を軽く
転がしてしわをとり
目標に厚さに仕上げていく。