上白糖は日本だけ、世界では砂糖と言えばグラニュー糖・・・知らなかった!!

玉子焼きのYouTube見ていたら砂糖の話になってテロップに日本では上白糖だけど世界の主流はグラニュー糖と書いてありました

えーと驚いて調べてみました

これは知りませんでした

 

上白糖は白くしっとりとした砂糖で、日本で最も多く使われてます

原料糖を精製して結晶化した後、最後に転化糖を加えて作られます
クセがなくしっかりとした甘味があり、料理からお菓子作りまで幅広く使われています

 

上白糖はショ糖に転化糖を添加し甘みを増したものになります

転化糖(ブドウ糖と果糖)はショ糖の約1.3倍の甘さとしっとりとした砂糖になっています

転化糖の原料はコーンシロップなど、トウモロコシのデンプンを加工して作ったものです

 

いっぽうグラニュー糖は
お菓子作りに向いている砂糖です

上白糖(97.7%)よりも純度が高いグラニュー糖(純度99.7%)です

日本で砂糖と言えば上白糖ですが、世界的にはグラニュー糖の方がよく使われています

なぜかといいますと

フランス、ドイツ、オーストリアなどヨーロッパは緯度が高く冷涼な気候です
寒い地域では熱帯性植物である「さとうきび」の育成が難しく、寒冷地でも育つ「てんさい(ビート)」の栽培が盛んに行われてきました

そういえば私の故郷北海道でもビートは作られていました
ヨーロッパで、砂糖といえばグラニュー糖となったのは、ビートを原料にした砂糖を使っていたからなのです

 

転化糖を加える前がグラニュー糖で、加えると上白糖になります

「上白糖」は、しっとり、「グラニュー糖」はサラサラということになります

 

ひとつ疑問があります

そばの返しを作る時グラニュー糖(純度99.7%)を使います

本当は白ザラメ(純度100%)がいいんですが市場にしか売っていないのでどこでも買えるグラニュー糖にしています

上白糖とグラニュー糖の価格がどうしてそんなに違うのでしょうか

40円~50円の違いがあります

ラニュー糖ってあまり使わないからなんでしょうか

上白糖は特売をよくやっていますね1kg100円なんて時もありますね