ついに、今日までだった「まん延防止措置」の21日までの延長を政府が決定しました。
そうした中、21年から一貫してまん延とか緊急事態をしていないの県があります。
奈良県です。
前回のブログに書きましたが、マスコミでは取り上げない、取り上げたくない、奈良県のコロナ感染対策です。
荒井正吾知事は
「まん延防止」は効果が実証されていない。
やる意味がない、と主張し、死亡者を増やさない「守りの戦略」に軸足を置いています。
奈良県荒井知事はこんな人
- 荒井正吾(あらい・しょうご)
- 1945年1月18日生まれ ( 77歳)
- 1968年東京大学法学部卒
- 運輸省(現国土交通省)入省
- 97年自動車交通局長
- 99年海上保安庁長官
- 参議院議員を経て
- 2007年奈良県知事に当選し、現在4期目
- 奈良県出身
荒井知事は流行中のオミクロン型の特性について「強い感染力はあるが重症化率は低く、死亡者も少ない」との前提に立って対策を進めています。
デルタ型がもたらした「第5波(21年7月半ばから10月初め)」の奈良県の新規感染者数に対する重症者数の割合は1.26%だったが、オミクロン型が主流の12月27日から22年2月2日までの間では0.2%に低下し、死亡率も当時の0.24%から0.07%に下がった。
この状況を踏まえ、同知事は「ゼロコロナやコロナ絶滅は難しい。奈良県は「ウィズコロナ」に作戦の軸足を置いている。
人流抑制などで、感染者数を減らすのはとうてい無理で、数を抑え込む「攻め」ではなく、とにかく医療体制に重点を置いて重症者、死亡者を増やさない「守り」の戦略に徹しています。
また、記者会見では
医療が圧迫されるから飲食店を時短するというロジック(論理)が私にはよくわからない。
飲食店が時短すると病床(使用)率が少なくなるんですか?
古いスキーム(枠組み)で国も担当も県も動いている気がする
宣言とかいう言葉でコロナは抑えられない
国のいいなりや横並びに走りやすい県知事が多い中で、真っ当な考えを持って行動する荒井知事がいる奈良県民は幸せです。