久しぶりに「わらび餅」をつくりました。
そばランチのデザートに出していました。
こども園の先生方に試食してもらおうと思っています。
「わらび餅」は、関西のお菓子として定評があります。
素朴な味が懐かしさを感じさせます。
▲材料(6~7人)
- わらび粉・・・50g
- 水・・・100㎖
- グラニュー糖・・・100g
- 熱湯・・・300㎖
- きな粉・・・適宜
- 黒蜜・・・適宜
▲作り方
- わらび粉を水で溶き手鍋にいれる。
- 砂糖を加えて火にかけ、木べらで粘性が出るまで練る。
- 熱湯を少しづつ加えて、手早くかき混ぜ餅状にする。
- 湯がほとんどなくなったら木べらでかき混ぜ餅をつなぎ、あまりぐるぐる混ぜるのではなく、手前から奥に木べらを動かして滑らかになるまで練る。
- 鍋から餅が離れるようになったら完成(鍋離れ)
- 角バットにきな粉を茶漉しなどを使って濾しながら振っておき、そこに餅を流し込む。
- 上にもすぐ、きな粉をかけてさます。
- 冷めたら切り口にきな粉がつかないようにはさみでカットする。
*わらび餅の固さを変えたいときは、熱湯の分量を加減する。
▲コメント
「本わらび餅粉」と「わらび餅粉」
「本わらび餅粉」はワラビの根を粉砕し沈殿したもので1kgの根から30gしか出来ません。
「わらび餅粉」は甘薯澱粉やタピオカ澱粉を混ぜたものです。
本わらび粉だけだと、目玉が飛び出るお値段(1kg2万円~3万円)になります。
むか~しむかしは、わらびの根の澱粉は水に強く虫にも食われないため、糊として使われていました。
また,全国的な大飢饉が起きたとき、「わらびの根を食べてでも生きのびろ」と言われたモノなのですが、時代が流れ、嗜好品として食べられるようになりました。