「英国王のスピーチ」Amazonプライムビデオで観ました・・・

まえから観ようとしていたがなかなか見られなかった「英国王のスピーチ」をやっと見ました。Amazonプライムビデオです。

 

第83回(2010年)アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞 受賞作品。

この映画は、現在の英国エリザベス女王の父にあたるジョージ6世は、幼い頃から吃音で悩まされていたが、オーストラリア出身でスピーチ矯正の専門家であるライオネルの助けをかりながら克服し、真の国王へと成長していく物語です。

王族に生まれたこと、境遇、父からの強制、様々な理由から吃音に至ってしまったのではと見受けられ、さらに王となってからの孤独を抱え、戦争突入と悩む姿は心境を考えると切ない思いにとらわれます。


ライオネルが身分関係なく友人として王の心の傷を癒しながら、共にスピーチに臨んでいく過程は引き込まれてしまいます。


クライマックスのスピーチでは、これまでの彼の努力や王としての覚悟、様々な想いが国民に届いて感動的なシーンです。
王である夫を信じて支える王妃も素敵でした。

 

スピーチといえば、今の政治家のスピーチは何の感動もなく、失言を恐れてか官僚の作成した原稿を読むだけです。

政治家はスピーチが命と思います。

田中角栄小泉純一郎などはそのことをよくわかっていて聴衆の心をつかむのが上手でした。

驚くことに、昨日、ある政治家が記者の質問にこう発言、詳しくは私の「ブログ」を読んでくださいと、いま聞かれているんだから自分の言葉で話しなよ!と思ってしまいま政治家は話してなんぼ!ですよね。これでは政治家失格です。

 

スピーチの重要性がわかるこの映画「英国王のスピーチ」おすすめです。