最近は本をあまり読まなくなりました。
私は毎日ブログ「EnjoySoba早川庵」を投稿していますが、文章表現には毎回のように悩みながら書いています。
- 事細かい状況を短い文章で的確に表現するには・・・
- 長いだらだらとした読み進めたくない文章ではなく・・・
- 次から次へと読みたくなる文章表現をするためには・・・
こんな事を思いながら書いていますが、難しいです。
スマホのSNSではどうしても手短に要点をとらえるという端的なものばかりで、文章表現にはあまり役に立ちません。
やはり本をたくさん読んで会得しなければと思っています。
その表現の代表的なものは誰でも知っている
川端康成の「雪国」の冒頭ではないでしょうか?
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
この短い文章でどれだけの状況を表現をしているのか驚きます。
夜の汽車に乗って群馬を通って新潟まで行くのですが、長いトンネルが終わったら、そこは真っ白い雪に覆われていました。
というのをこの短い文章で読み手に想像させるのですから、やはり文豪と言われているだけあります。
最近読んだ本で、内館牧子の「すぐ死ぬんだから」は勉強になりました。
次から次へと読んでみたくなる文章の構成や表現を勉強したいと思っています。